防災したい~縮災ライフ~

熊本地震で被災、利用した支援や経験したトラブルをUPしています。防災グッズも調べていきます。

消防署で HUG講座に参加して来ました!!

f:id:bosaishi:20181122171113j:image筆者撮影

防災イベント目白押しの時期です。

 

今回は、協力事業所のかたたちに向けての講座でした!

年末に向けて忙しい時期にもかかわらず、30名弱の方が参加されました。

 

HUGというのは、Hinanjyo(避難所)Unei (運営)Game(ゲーム)の頭文字を取ったものです。まさかの日本語!わたしは最初、【もっと難しい何か】だと思っていたのでほっとしました。

 

→なにか、とっかかりやすいイメージになっていると思いませんか?ネーミングって大事ですね。※HUGは静岡県登録商標です。1セット税込7,992円(2018/12/2現在)

http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/manabu/hinanjyo-hug/omotome.html

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出典:静岡県西部地域防災局‐防災ニュースhttp://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/manabu/hinanjyo-hug/documents/bousainews-22.pdf

 

今回は、6~7名ずつの4班に分かれてゲームをします。

 

防災士は、ゲームの最中にアドバイスできません。

むしろ、参加していただいた 事業所防災担当のみなさんのほうがお詳しいことも多いでしょう。

ライフラインは断絶、備蓄食料もナシという設定。

今回は40分ちかく没頭して、トイレ・駐車場・疾病者の対応など避難して来られる地域住民の受け入れに追われます。

合間に、災害対策本部から続々と入る連絡の対応もしなければなりません。

 

‥みなさんかなり疲れが見て取れます。そのころ「ここまでで止めてください〜」の合図。ほっと一段落。班ごとに[気付いた点][良かった点]を発表します。

  • ペット連れの方、ケガをされた方を案内する、など部屋割りの難しさ
  • 避難者の受付、避難所本部、物資受け入れなど役割分担の必要性

について発表された班が多かったです。

 

ゲームでは終了時間が告げられました。

しかし、当日はものすごく混乱します!!

しかもいろいろ順番に来るわけではなく、同時に問題が発生します!

終わりが見えないかも知れません。

 

わたしが個人的に思うことは、企業内でもお住まいの地域でも、

防災担当の方が 1件1件のできごとすべてに関わっていくのは不可能ということです。

 

ぜひ運営を開始する初めの段階で、お手伝いくださる方々同士で

  • 避難者の受付
  • 車やテントなど 屋外スペースに関すること
  • トイレに関すること
  • 物資に関すること

など(人数が許せば)担当を決めて、信頼して任せ動いてもらうのが良いと思います。

 

具体的には、トイレだけでも男性・女性・介助を必要とされるかたの担当など、きめ細かな配慮が考えられるかも知れません。

 

このゲームを通して、みなさんが避難所運営の難しさに気づき、事前準備の重要性を感じていただけたようです。

 

〜今日の備え〜

☑︎避難所は共同生活の場です!トイレが使えない前提で(数回分だけでも)準備しよう!