防災したい~縮災ライフ~

熊本地震で被災、利用した支援や経験したトラブルをUPしています。防災グッズも調べていきます。

津波防災の日によせて~津波てんでんこを伝えていく~

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出典:津波防災特設サイト-内閣府

 

津波について学んでいると、津波てんでんこという言葉にであいます。

  • 津波てんでんこ」とは?

「てんでんこ」とは三陸沿岸の方言で、「各自」という意味だそうです。

つまり、津波てんでんことは津波は各自で逃げろという意味になります。家族や集落の全滅を防ぐために言い伝えられてきたそうです。

これは、津波に限らずほかの災害にも当てはめて考えると、避難時の行動としてとてもわかりやすいのではないでしょうか。

それぞれが相手を信じて逃げ切るように、そして生き延びて再会できるよう最善を尽くす

防災について伝えていくうえで、やはり第一に自分の身を守れなければ、ほかの人や家族の命も救えない、という現実があると思います。自分を犠牲にしても助けたい命があるかもしれません。しかし、災害は突如、ものすごいスピードで私たちの大切なものを奪ってしまうのです。

数日前、芸人サンドイッチマンさんが出演している番組を観ました。

まさにあの瞬間に気仙沼にいて、そして生き延びて今ここに居ることが、なにか意味のあることだと行動に移されました。

「東北魂」という義援金を設立して、2018年現在も活動をされています。財力があっても、支援を続けていくことはどんなに大変なことでしょう。

そして亡くなった人、愛する人を亡くした人、家を失くした人、仕事を失くした人…を想えば、本当に何年経っても苦しみが消えることはないでしょう。

 

わたしの場合は血縁の人間が命を落としていないので、被害程度はまったくもって及びません。しかし、直後のダメージもそうですが災後の生きづらさを知ったという点では少し皆さんと共有できる部分があるかな、と思います。

自然災害は完全に防げないけれど、被害をより小さくすること(縮災)が大切ですし、きっとできます!

 津波のしくみなど学べます!

 

〜今日の備え〜

☑︎家族それぞれの、避難方法を話し合おう!